2015/06/08

「美しいもの」

資生堂のCMに出てた頃の印象はサイボーグっぽい人だなあという感じだけだった。
いや彼女がオリジナル。
サイボーグデザインが彼女を真似たのかもしれない。
だんだんこっちも歳を重ね美しさの物差しが変わっていく。
すると
価値観も変わり、彼女の見え方も変化した

そして先日東京での展覧会で、
生い立ちや多彩な活動、功績を辿って知る機会を得てからは、神々しくさえ見えてきた。

相田みつをさんの言葉を思い出した
「美しい花を見た 美しい花は美しい枝についている  美しい枝は美しい幹についている 美しい幹は美しい根っこが ささえているにちがいない」
有形無形の美醜の集積が人を形作っているとするならば、

「美しさ」というのは、見かけだけでは成立せず、内面奥深くから滲み出てくるモノなのだろう

さらに、関わる人を巻き込んで 尊敬、心酔、憧憬が伴わないと薄っぺらいものになるのだろう。



専門家が美しいと言うからとか、
みんなが美しいと言うからとか、
ブランドだとかで、有難がるのはもうやめよう
好きか好みでないか。
それは自分で決めるもの。
美しいものを追い求め、
近づく資格が自分にはあるか?

これはたぶん永遠の自問自答
これもシネマ5向きだよね(^.^)

0 件のコメント: