一昨日16日、、、山口県美術展に行ってきました。大分では日洋彫工 書写 写真と部門が分かれて審査/展示が行われますが、山口ではジャンルの垣根をこえて3人の審査員の合議で審査と言う形式をとっているそうです。
会場に入るなり、平面作品立体作品 織り交ぜながら独創的大型作品がずらり。作品1点1点から伝わる気迫に感動します。それぞれの作品力ですね足を停めて見入ってしまいます。
係の方に「出品数359点に対し入選が113と書いてありますが、他は落選。。ということですか?」と尋ねたらさらっと、「はい、そうですが、何か?」という表情。。(^_^;)
はいそうですね。それがあるからこの粒ぞろいの展覧会の空気が生まれるのでしょうね。。
入選113点から大賞1優秀賞5佳作27が選ばれていますが
全国の美術イベントで活躍されている見覚えのある作家さんの作品がありました
審査にかかわらず必ず何かを掛けてもらいたければアンデパンダンまたは、県民こぞって参加のアート文化祭としてやればいいのですから。
アートにも高みを目指すものと裾野を広げていくモノがあるのだと思うし
その両方がそれぞれクルマの両輪として機能し。。
密度を増し深さを増していくことで、ほんとうの県としてのアート水準向上があるのだと思います
山口県のイメージがかわりました
中世 中国の覇者毛利氏の繁栄 はたまた幕末〜明治文明開化期に中心的役割を演じた長州藩の威光が大いに働いているように感じました
歴史に裏打ちされた層の厚み一朝一夕には生まれませんが
OPAM誕生を機に、大分も新しい文化の風が吹くことは間違いないですね
さてこの風を、僕たち県民、市民はどう感じどう変わっていくか
ひとりひとりが考えて見ると
来年以降がいっそう楽しみになります。。。。