2018/09/07

時代は廻る

新しいマウントシステムが誕生したらしい

というわけではないけれど久しぶりカメラ遍歴ふりかえり。

僕が生まれた年にオヤジが買ったキヤノンFXが、カメラ遊びのはじまり。
レンズは50mm標準だけだった。




小六の時オヤジはAE-1を買った。。。実質的には僕のオモチャとなる。
中学になって、ポートレイト撮りたさから親に黙ってお年玉で135mmの単焦点を買った。

それまで撮ったフィルムは近所のカメラ屋さんに出してたけれど、見られるのが恥ずかしいから、ネガは自分で現像をはじめた。

戦場の古い記録写真をジオラマで再現したりもして遊んでいた。
多重露光や、スローシャッターでトリック写真を作っては周りを驚かせるのも楽しい想い出。

今思えば、うちの両親や祖父母は僕に好奇心と抱かせるためにわざと、
ああやって驚いて見せてくれていたのだと思う。

小さな写真プリント一枚あれば、家族や店の人や町内の人といっしょに見ながら楽しめた古き良き時代だった

「適正露出」を機械にゆだねると今まで起きなかった不便が出てくる。
FXではうまく言っていた繋ぎ合わせのパノラマ写真が、AE-1になって上手くいかなくなった。
あの試行錯誤も懐かしい。

大学4年の時、周りには邪道とバカにされながら新宿西口でAE-1をたたき売り、
オリンパスのオートフォーカス付きにした。

その後就職、結婚、子ども誕生。。。。旅行写真やスナップばかりの10年
デジカメはフィルム並みの写真が写るようまでスナップ用で静観した。
この時期はなぜかオリンパスが続いたなあ。。。軽薄短小がカッコイイ時代だからかな


その後時代は廻り、正しくキヤノンに戻って来た。EOS20Dでまた自分のために写真を撮りたくなった。
クラブに入り、写真雑誌やフォトコンに応募、、県展や九州国画会に出展を始め15年、、そして今。

オヤジのお下がりのCONTAXのレンズは、今でも楽しい遊び道具として大事にしてます。

ミラーレス時代の到来
20年くらいしたら若い子が「やっぱ光学ファインダーは新鮮でみずみずしいなあ」とか言い出すんだろうな。(^o^)
「ソ連のレンズが、、、ツアイスが、、、」

その時爺さんの僕はどういう反応をするのだろう?
ほんものの爺ちゃんになったら、PLANNER50 と僕が集めたマニュアルレンズで孫と遊びたい。。。